仁美は私の親友でもあり…

私のライバルでもある…


でも…


仁美は、私が育の事を好きなんて思ってもいないだろう。


私が育の事、好きだと知ったらどうなるのかな…



…なんて考えながら学校から出て仁美と駅前のモダンに着くまでずっと上の空で聞いていた。