好きになった人は…双子の兄でした。【完結】

『オーイっ!』



誰かが叫ぶ…



和也君だった。。



『オーイ~!』



信号機で引っかかり、交差点のところでジャンプしている…



何…あの人…



育も仁美も他人のふりをする…



和也君の方を私だけが向いていたので、知らんぷりするのも申し訳なく…



小さく手を降った。



信号が青になり、和也君がこっちに向かって走ってきた。



『うっす!待たせたな』



「おう、和也」



『こんにちわ』



私も軽く挨拶をする。



『あっ…由奈ちゃん、いいね浴衣!良く似合ってるよ』



和也君が褒めてくれた。