凛音は呆れたような顔をしながら、 礼音を見た。 …やっぱり、どこかで見たような気がする… 「礼音くんは彼女いるのー?」 誰かがそんな質問をした。 「んーん、彼女はいないけど、 好きな人ならいるよ」 ずっと質問に答えなかった礼音は、 なぜかその質問だけには答えたのだ。 「「「えーーーーーー!!!」」」 「だ、誰なのっ!?」 礼音はチラッと凛音の方を見た。 「んーん、秘密」 「えー…教えてよー」 女子はさらに礼音の周りに集まる。