ある野原に、少女と少年がいる。 「…ねぇ、また会える?」 花のかんむりをかぶった女の子が聞く。 「─うん。君がそう願っていれば、ね──」 男の子はそう答える。 「そっかぁ!じゃあずっと願ってる!」 女の子は100%の笑顔を男の子に向けた。 「うん、待ってる」 男の子がそう答えたかと思うと、 ふっと真っ暗になる。 「…え?待って、行かないで!」 女の子の声が深く、深く響く。 「私を…私を置いて行かないでーっ!」 “パチッ”