自己紹介も終わり、少し時間があった。

前のうるさい奴が喋りかけてきた。

おれ、剛(ゴウ)よろしくな!
と、また自己紹介。もうそんなことは知っている。と言いそうになったがなんとか抑える。

よくよく喋ってみると、言うことや話し方が面白く、なんとなくだが仲良くなった。

これが友達第一号だ。でも私は、誰よりも大切にしている友達がいる。翼(ツバサ)だ。

この性格のせいで、心が不安定になり、一度自殺を測ったことがある。そんな時、心をささえてくれ、助けてくれたのが、翼だった。あの時翼がいなかったらおそらく私とうちと俺と、はるは、ここにいないだろう。