「そうだな。4人だから……。
おお、やっぱすげぇ! 深樹斗もMじゃん。
ここまで必然的すぎると、運命って呼ぶんじゃねぇ?」
いつものように、気だるそうに笑って言っていた将人が、突然止まった。
「うおやべぇ!!!」
「え、何、何がやべぇの!?」
将人がこうも叫ぶのは珍しいので、疑問に思って聞き返す。
倫生はまだ、ニヤニヤと笑い続けている。
「次……! M√4になっちまう!!」
「え、それの何が問だ……あぁ!!」
途中まで言いかけて、そして大変なことに気がついた。
こうなちゃったら……あの深い意味が台無しになっちゃう!


