「……多分……」 本当に小さく呟いて、いけない、というふうに口を閉ざす芽奈。 ちら、と深樹斗に確認するかのような視線を送る。 小さく頷く深樹斗。 「え、お前ら……理由知ってんの?」 いつも気だるそうな瞳を見開いて問いつめる。 「……ただの予想よ」 バレた、とでも言うように、右下を見ながら答える芽奈。 同意するように、深樹斗は左下を見つめる。 舌打ちを一つして、窓枠にもたれるかのように窓から外を覗く。 そこから見えるのは、裏庭。