「……珠月。落ち着いた?」 しばらくしてからかかってきた声。 安心できる優しい声。 私は静かに頷いた。 「私、何が……」 突然胸が痛くなって、目眩がして、頭がぐらぐらして……。 でも今は何ともない。 「何が起きたの……?」 「……珠月」 倫生が私の頭に手を置いた。 ……気分が落ち着いていく。