「それにしても、すごい戦力を手に入れたよね」 しみじみと、深樹斗が呟いた。 「あぁ、だいぶバンドとしての基盤が出来てきたな。 メンバーの最終確定も、そろそろしていいんじゃねェかな?」 気だるそうに笑って将人が同意する。 「……そのことなんだけど」 ……ちょっと言いにくそうに深樹斗が声をかけた。 何だろう、と一斉に深樹斗を注目する。 「……俺、DJやりたいんだ」 「……DJ!?」