俺、名波亮也。
そう言ってきたのは、隣の席の子だった。

カッコいい…私は思った(笑)

あっ、
私は何だかわかんないけど緊張して筆箱を落としてしまった。

その様子を見ていた明日菜がそれは一目惚れだなっと言ってきた。

私は誰かを好きになったことなんてないから…というか男子に何の興味もなかった。


そんな私が、一目惚れ!?
まさか、そんなはずはない。
自分にそう言い聞かせて席に戻った。


だけど、それから優しいなぁと思う事が多々あった。

いつしか私は自分でこれが恋なんだって思うようになっていた。