一時の沈黙の後、お医者様がカルテのようなものを持ってやってきた。

そして、私たちの前のソファに座る。

私と友希は顔を見合せながら、これからなにを言われるのか。

このことに不安を感じていた。



「単刀直入に申します」

お医者様は口を開いた。