「小5なんて、そんなに責任能力高くないでしょ」



笑うゆう兄ちゃん。




確かに、あの時大人に見えていたゆう兄ちゃんは、今の私よりも小さい。




びっくりして、言葉も出せない私にゆう兄ちゃんは、




「ずっと好きだよ、結愛」




私が想像していたどれとも違う言葉を、口にした。