「あ、そうそう愛裕!
琥珀さまが愛裕のことよんでいたわよ
朝の紅茶を持ってきたらそのまま
部屋の中に入ってくれだって~」

琥珀は、この李家の息子。
愛裕は、
琥珀の朝の紅茶を持っていく係なのだ。

「は、はい!分かりました!!」

愛裕は急いで返事をして、
慌てながら準備し始めた。
今の愛裕にとって琥珀は大切なご主人で
それ以上の気持ちはなかった。