「今日はここまで 家に帰ったら各自体のケアをしておけ」 「「「ありがとうございました」」」 辺りはまだ少し明るかった 駐輪場から自転車を出した俺は、朝汗だくになりながら登ってきた坂を一気に下った 坂の先はT字路になっていて右は俺の家に向かう道、そして左は裏山に向かう緩やかな上り坂 いつものように右に曲がろうとした俺は、ふと汐の言葉を思い出した 裏山にでる…… 幽霊なんて信じちゃいない だけど……なぜか気になる 俺は自然とハンドルを左にきっていた