「あたし……悠里がすごく落ち込んでてずっとそばにいたんだ……
そしたら、その人が悠里と二人で話したいって……それで…………っ」
牧野の呼吸が荒くなったのがわかった
俺はあわてて背中をさする
「あの時悠里の側にいれば……っ!!
悠里は…っ!悠里は……っ」
「慌てなくていいからっ、な?
ゆっくり……ゆっくり話していいから」
語られる平山の過去……
だけど苦しんでいるのは平山だけじゃなかった……
これは……相当な覚悟がいるな……
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