遥との日々

立ち上がった彼女が目を輝かせ、

俺を見る。



きょとんとする俺に

彼女はにっと笑って



「ねえ樹くん、私の友達になってよ!」



そう言って彼女は手を差し出す。



俺は訳も分からず

差し伸べられた手を握って

「い、いいけど…」

と答えた。



その言葉に彼女は瞬く間に

目を輝かせた。


彼女が隣に座り直して


「本当に!?」

と驚いたように言う。



「うん。」



別に友達くらいならいいだろ。



なのに彼女はこんなにも

喜んでいる。




彼女には友達が居ないのか?