その場から逃げたくなり
気づいたように時計をみて
「すみません、そろそろ時間なので
失礼します!」
と焦ったように言い、
呆然としている神主さんに
おじぎをして出て行った。
階段の途中で一度息をつく。
二度とこの神社には恥ずかしくて
もう来れないなと思った。
はあ…っとため息をつき、
その場に腰を下ろす。
実はまだバスが来るまで
20分くらい時間がある。
少し落ち着いてから行こう…。
視線を上に向ける。
木々がまたざわめいていた木漏れ日が
眩しくて目を少し伏せる。
すると誰かが隣に座ったのに気づいた。
驚いて隣を見る。
