遥との日々

さっきの少女を疑問に思いながら

俺は学校にたどり着いた。


少ないがもう来ている生徒が居た。



高校に入りみんなブレザーに変わった。


男子は黒いブレザー、紺のネクタイに

紺のズボン。


女子は黒いブレザー、赤のリボンに

赤のスカート。


という感じになっている。



さて、俺は何組だろう。

組の振り分けが

貼ってある掲示版を見る。


あ、2組だ。


どうやら俺は2組らしい。


そのあとの方に綾平の名前もあった。


その瞬間肩を叩かれた。


叩かれた方向を向くと

頬に誰かの指先が当たった。


「樹と同じ組だな!運命!?」


「綾平。指どかして。」



「あはは、まあそんな怒らず

一緒に教室行こうぜ~。」



「相変わらずだな綾平。」


「まあなー!」


そんな会話をしながら教室へ向かう。