帰りのバスに乗る。


今日はなんだか疲れたな…。


ぼーっとしながら景色を眺める。


緋ノ宮神社前。



さすがにもう居ないだろ。



と思ったらバス停に遥が立って居た。


運転手に「乗らないの?」と聞かれて

首を横に振ったのが見えた。



前の方に座っていた俺は立ち上がり

金を払って緋ノ宮神社前に降りた。