ぇ…

い、今…この人たち…

なんて…?

私の頭の中でさっきの言葉が
繰り返される。

「ゃ…やだ…っ!」

私は外に出ようとする

「だめだめ。そういうのって逆効果」
「逃げんなよ」

私は二人に捕まった…


きーくん助けて…
きーくん…き…君人…っ

「なに泣いちゃってんの」
「大丈夫、すぐ気持ちよくなるよ」


私はこんなことした事なかった。
二年間付き合っていても…
杏菜が君人に「なんでしないの?」と聞いたら君人は「花音傷つけたくない」と呟いたと言う。
私のために…

ごめんね、きーくん。
私は…