トボトボと来客用のソファーに腰かけると、オートロックの自動ドアが開いた。
中から出てきた女性は、キーンと頭の先に届くほどの強い香りを身に纏い、カツカツと甲高い足音を鳴らしながら去っていった
『夜の女』
まさにその形容がピッタリはまる女性だった。
「友田様のお客様はお帰りのようですね」
「わぁっ!いつの間にそこにいたんですか?」
お盆にティーカップと小皿に乗せた色鮮やかなショコラを持って立つ立花さんは、先ほどの女性を見ながらそう言った。
いつも穏やかな顔の立花さんには珍しく眉間にクッキリ皺がよっている
「ここではせっかくのハーブティが台無しですね。あちらに行きましょう」
立花さんの指差す先はコンシェルジュデスクの奥の部屋
「えっ?」
私の返事を聞かずに既に数歩先を歩く立花さん
「立花さん!あの……!」
「大丈夫です。捕って食べたりしませんよ?」
そして、さっさと先を行ってしまった。
仕方なく後をついて部屋の中に入る
「………」
中から出てきた女性は、キーンと頭の先に届くほどの強い香りを身に纏い、カツカツと甲高い足音を鳴らしながら去っていった
『夜の女』
まさにその形容がピッタリはまる女性だった。
「友田様のお客様はお帰りのようですね」
「わぁっ!いつの間にそこにいたんですか?」
お盆にティーカップと小皿に乗せた色鮮やかなショコラを持って立つ立花さんは、先ほどの女性を見ながらそう言った。
いつも穏やかな顔の立花さんには珍しく眉間にクッキリ皺がよっている
「ここではせっかくのハーブティが台無しですね。あちらに行きましょう」
立花さんの指差す先はコンシェルジュデスクの奥の部屋
「えっ?」
私の返事を聞かずに既に数歩先を歩く立花さん
「立花さん!あの……!」
「大丈夫です。捕って食べたりしませんよ?」
そして、さっさと先を行ってしまった。
仕方なく後をついて部屋の中に入る
「………」

