恋愛のやり直し方

「わかりました。じゃあ、おにぎりにしておくので、後で召し上がってください」



「いいねぇ。分かってるね」




コップを出し、冷蔵庫から出したビールと一緒に運ぶ。
トンと目の前に置くと、酌はせずにそのままキッチンへ戻った。




「……やるねぇ」



背中で友田の呟いた声は、聞こえなかった。






キッチンへ戻り、おにぎりを握る。

これが終わったら帰ろう。





「なにか具のリクエストはありますか?」



「あー、俺塩むすびでいいよ。具の入ったおにぎり苦手なんだ」




「わかりました」




手頃な大きさのおにぎりを3つ作って、ラップを掛けた。
シンクにある鍋やまな板を手早く片づけ、キッチンの汚れをサッと洗い流す



とりあえず、今日はこれでいいっか。