恋愛のやり直し方

こんな男を、世の中の女たちが放っておくわけがない。




さっき、出くわした光景と隠微な音を思い出して、更にゾクリとする。

女の私でさえこんな色気は持ち合わせていない。





思わず見入ってしまった私の視線に気付いたのか、フッと笑いを浮かべてこちらを見る友田



その視線が、不躾に私の身体をなぞる。

ゾクリと寒気がする。




「森嶋さんは、いくつ?」


「はっ?」


「だぁーかーら、年いくつ?」



私のところまで1歩また1歩と近づく友田。





「あ、28です」

「ふーん」



はっ!?人の年齢聞いておいて、その反応ってどういうことよ?





「どういう意味ですか?」


「別にぃ。森嶋さん俺より年下なんだと思って」



「そうですね。友田さん32歳ですから私より4つ上ですね」





『その割にガキみたいな生活してますね』という言葉は、出る寸前で飲み込んだ。