恋愛のやり直し方

広いリビングに、大きなソファー。

いったい何人腰掛けられるだろうそのソファーに座る友田直樹は、湯上りだから下にスウェットのズボンを履いただけの上半身裸。

肩にタオルを掛けているけど、髪の毛からは小さな水滴が滴り落ちている。




そして、なにより私の予想を裏切る身体。


作家と聞いて、勝手に色白の痩せた身体を想像していた。

だけど、そんな想像をあっさりと裏切る。




程良く焼けた肌
痩せてはいるけど、アスリート並みの筋肉。


まさに、少し前に流行った「細マッチョ」




小さな頭に、くっきりした目鼻立ちの顔。



広いリビングとソファーも狭く感じてしまうほどに足が長い。





この人、モデルじゃないの?




髪から滴り落ちる水滴を気にすることなく、手にしたミネラルウォーターを飲む。
ゴクリゴクリと飲み込む音がするたびにシンクロして動く喉仏が、『男』だと主張している。