恋愛のやり直し方

「綾?ホントに大丈夫?」



心配そうに私の顔を覗きこむ真理子に、私の怒りを悟られないようニッコリ笑って



「大丈夫よ。だって、仕事だもん」




「そう?じゃあ、具体的な仕事について話すね」


「うん、お願いします」





「こっち」と言って真理子がリビングへと促される。
さっきまで閉まっていたカーテンは開けられていて、壁一面の窓ガラスからは眩しい程の光が入ってきていた。




眩しさに一瞬視界が奪われる。
ギュッと目を瞑り、そっと開くとキッチンからミネラルウォーターを持ってきた友田直樹がソファーに座っていた。




明るいところで見る初めての姿に、思わず息を飲んだ。