恋愛のやり直し方

知らない。
覚えてない。



言われてみれば……そんな記憶も無くは……




「聞いてないとかダメだから。それから、オマケもなし」






「そんなぁー」





ペチャンとテーブルに突っ伏した私の頭をポンポンと撫でる友田。






その手が優しくて、ちょっと嬉しいかも……





「って、違ーう!そんなコトじゃないです。誤魔化されないです。せ、つ、め、い、してください」



「ぷっ」




必死になる私に遂に吹き出した。






「ちょっと……んっ」



むくれた私の突き出した唇はあっさりと塞がれた。



トントンと胸を叩いて抗議する。
なのに、その手は掴まれて後ろに回される。



ズルイ。





心とは別に受け入れてる自分が歯がゆい。