恋愛のやり直し方

「綾、言って?」



いつの間にか私の隣に座っていた友田。

至近距離まで近づいて来てる。





グズグズしてる間に、さらにハードルが上がってしまった。







「あ……あのぉ。今度じゃダメですか?」




ダメ元で聞いてみる。





「いいけど、それまで監禁するよ?いい?」





「か、監禁ですか?」





凄いことをサラッと言ってのけた。








「そ。だって逃げられたら嫌だから」



愛されてるのか、弄られてるのか分からなくなってきた。