恋愛のやり直し方

ひんやりとした空気が漂っている。



恐る恐る部屋の中へ入る。

ドキドキと再び緊張してきた。





正面の廊下を行くと、カーテンの閉まったリビングルームへとつながっている。



「おじゃましまーす。いらっしゃいませんか?」




無造作に閉められたカーテンの隙間から一筋の光が洩れていて、なんとなく部屋の様子が分かる。








昨日の食事の後だろうか?
ローテーブルの上や、周りには食事の後がそのままになっている。




ソファーや床には、脱ぎ捨てられた服。
いずれ私が片づけることになるであろうそれらを、片っぱしから拾い集める。





………あれ?




拾い集めるうちに、疑問と違和感が生まれる。
それと同時に私の耳に、聞こえるはずもない音が入ってくる。







「……イヤっっ……んっん」