恋愛のやり直し方

家事だけは……って言葉に引っかかったけど、それよりも突然降って湧いてきた人気小説家のアシスタントの衝撃の方が大きくて、なんなくスルーしてしまった。





『適材適所。フツーの会社勤めは無理でも、アンタが今家でフツーにしていることをやるだけで仕事になるのよ?おいしいでしょ?』



「………」



『ちょっと、聞いてる?綾、やってくれるでしょ?』



真理子のいる場所が騒がしくなっている。
きっと、他の社員が出社し始めたんだと思う。



私が仕事?



無理だ。
断ろう。



そう思った。


でも―――