恋愛のやり直し方

「参ったな……」と苦い顔をする竜くん



「絶対言わない。だから教えてよ。フツーの関係じゃないんでしょ?本読んでれば分かる」





「綾さん……きっと後悔しますよ」





スーッと真顔になった竜くん。
急に『男』を感じさせるその顔に、ゾクリと身体が震える。







「なんで?知っても後悔なんてしないよ」




「だって、綾さんセンセのこと好きでしょ」




「はっ?」





鋭い視線を向けた竜くんは、今までの軽いノリの竜くんじゃなかった。





「俺、気付いてましたよ。綾さん必死で隠そうとしてるのも。だけど、センセはダメです。綾さんが幸せになれないです」



「そんな事……」





否定しようとした私の言葉を遮ってドンとテーブルと叩きつけた竜くん。