恋愛のやり直し方

目の前の立花さんの目を見ていたら、もしここで私が『うん』と頷いたら友田に何をするか分からないと思う。



私の勝手な思い込みのせいで、友田にとばっちりが行くことを避けたかった。
まぁ、実なら直接の面識もないから大丈夫だと思った。



実際、元凶は実なわけだし……






「元旦那?」





立花さんの眉間に深く皺ができる。
そして、いっそう視線が鋭くなった。








「た、立花さん。あの……」





「どういうこと?元旦那が嫌がらせしてるとか?」





嫌がらせといえば嫌なことなんだけど、結局今まで受け入れていたのは私。

昨日の一件はちょっと違うけど……。




まさか、生活費と引き換えに受け入れてましたとは言えない。







「嫌がらせというか……ちょっと複雑なんですけど……」


ゴニョゴニョと口籠ったことで『あぁ、曖昧にしたいんだな』と察してくればいい。







「うん?何?」