恋愛のやり直し方

次第にイライラし始める実。




「俺、ベランダでたばこ吸ってて見たんだから、知らないなんて言わせないよ」




あぁ、そうか。
タバコが嫌いな私が、唯一と言っていい。
タバコは部屋で吸わないでとお願いしたんだっけ。




今さら、そんなお願いしなければ良かったなんて後悔。




実のイライラは頂点へ差し掛かっている。
無意識に貧乏ゆすりをしている。



何をどう話すかなんて焦れば焦るほど考えられなくなっていく。
だけど、何か言わなくてはと焦る。




半ばパニック状態の私の頭






「あ、あの人は、私の仕事先の人で……」





「仕事?お前いつから働いてんの?俺聞いてないんだけど」




しまった…そこは秘密にしておきたかったのに……