「あっ……いえ…………はい」
バクバクと大人しくならない心臓の音が聞こえたらどうしようと、焦る。
正面を向いていた目は、いつの間にか無意識に閉じていた。
目を閉じても感じる友田の存在。
すぐ近くにいる事は、彼から発せられている熱で分かる。
そして、耳に掛かる息。
「傷になってる」
友田の言っているのは、たぶん私の首筋から鎖骨にかけてできた傷。
いくら擦っても消えないのに、妙にはっきり残る男の舌の感触を流し去りたくて必死で擦った結果、擦り傷のようになってしまった。
スルーモーションのようにゆっくりと肩に置かれる友田の手。
ジワジワと乗せられる重み。
そして、首筋に温かくて柔らかい感触
それは、ゆっくりと話されること無く首筋を鎖骨の方へと下りていく……
バクバクと大人しくならない心臓の音が聞こえたらどうしようと、焦る。
正面を向いていた目は、いつの間にか無意識に閉じていた。
目を閉じても感じる友田の存在。
すぐ近くにいる事は、彼から発せられている熱で分かる。
そして、耳に掛かる息。
「傷になってる」
友田の言っているのは、たぶん私の首筋から鎖骨にかけてできた傷。
いくら擦っても消えないのに、妙にはっきり残る男の舌の感触を流し去りたくて必死で擦った結果、擦り傷のようになってしまった。
スルーモーションのようにゆっくりと肩に置かれる友田の手。
ジワジワと乗せられる重み。
そして、首筋に温かくて柔らかい感触
それは、ゆっくりと話されること無く首筋を鎖骨の方へと下りていく……

