恋愛のやり直し方

ーー人間は案外タフにできている。



一しきり泣いたら、すっきりとまではいかないけど、ここで泣いていても仕方がないと思えるようになっていた。




バスルームから出ると、紙袋が置かれていた。



中身は今日、斎藤さんに最初に選んでもらったワンピース。

そして綺麗な字で書かれたメモ




『パーティーは楽しめた?下着、友田ちゃん好みを揃えたから楽しんでねぇ』




「…………」



ヒラヒラと手を振るニヤケ顔の斎藤さんが浮かんで、メモを2つに折り畳んだ。



ワンピースの下に入っていた白い袋の中はを見る




「……はぁー」


ピンクと黒のレースが『これでもか』と踊っている。



とはいえ、この暑さのなか付けていた下着をつけるのも気が引けて、結局それをつけることにした。




まぁ、斎藤さんは勘違いしてるみたいだけど、誰かに見せる訳じゃないしね。