恋愛のやり直し方

ワイシャツのボタンをポチポチと外しながら「そんなことないでしょ」と笑う友田。


これじゃあ、ムキになってる私がバカみたいじゃない。





「そんなこと無いですよ。先生の周りいつも綺麗な人が集まってたじゃないですか。選び放題ですね。毎日お相手を変えても時間が足りないんじゃないですか?」






言ってる途中からなんてガキっぽい事言ってんだと反省。
だけど、言い出した言葉は引っ込みがつかなかった。




なのに、そんな私の売り言葉にもピクリとも嫌な顔をしない友田。




「あぁ、アレね。俺に寄ってきてるんじゃないだろ?旬な作家センセに群がってるだけだろ?」







自虐的に笑う友田の顔が、なんだか自分がそうさせているように思えてチクリと胸が痛む。