恋愛のやり直し方

誰もいないのはいいことなんだけど、身構えた分なんというか……


拍子抜け?




そんな私に気付いたのか友田がニヤリ





「あれ?もしかして残念だった?」



「そ、そんなわけ無いでしょっ!もう、誰もいないんだから離してください」




肩に回された手を振り落とす。
そして、友田から離れる。




それでも、クスクス笑う友田を放ってスタスタと先に歩き出した。




「森嶋さん、こっち」


指さす方は、私の進行方向とは真逆





「早く行ってください!」



「聞く前に行っちゃうから……」



「………」




クスリと笑う友田を無視して指さす方へと足を向ける。
追い越しざまに小さく「顔真っ赤」と笑った事は見なかったことにしよう。