「センセの人気は、佐川先生だけじゃないですよ。女流作家や出版社の大物役員や、その親族にもたくさん近づいてくる人がいます。
そのどれもご機嫌を損ねると、今後のセンセの仕事に支障が出るので、ああやってどこかで売ってるみたいな笑顔貼り付けて営業してるんです」
「……そうなんだ……」
いつも家でしか見たことのない友田の姿は、編集者である竜くんにわがまま言ったり、自分のペースで原稿を書いたりする姿しか見たことが無い。
だから、作家って自由で羨ましいって勝手に思ってた。
「センセは必要最低限しかこういう場所に来ないんです。どうしたって好かれもすれば妬まれもしますしね。
今日はさすがに断れなかったですけど。だから正直言って今日、ここに綾さんを連れてくるって聞いてびっくりしたんですよ」
「え?なんで?」
パクリと残りのケーキを一口でたいらげた竜くん
そのどれもご機嫌を損ねると、今後のセンセの仕事に支障が出るので、ああやってどこかで売ってるみたいな笑顔貼り付けて営業してるんです」
「……そうなんだ……」
いつも家でしか見たことのない友田の姿は、編集者である竜くんにわがまま言ったり、自分のペースで原稿を書いたりする姿しか見たことが無い。
だから、作家って自由で羨ましいって勝手に思ってた。
「センセは必要最低限しかこういう場所に来ないんです。どうしたって好かれもすれば妬まれもしますしね。
今日はさすがに断れなかったですけど。だから正直言って今日、ここに綾さんを連れてくるって聞いてびっくりしたんですよ」
「え?なんで?」
パクリと残りのケーキを一口でたいらげた竜くん

