数枚のデザイン画は、どれも抽象的な構図だった。
その中でもひときわ目に留まったのが、群青色のカバー。
水をイメージしたような曲線が印象的なデザイン。
「これ、素敵ですね」
「あ、やっぱりそう思います?」
私は原稿を読んでいないから、本のイメージに合うかどうかなんて分からない。
だけど、デザインで見たらこの画が一番印象的に映る。
竜くんが、私の見ていたカバーを手に取り友田にヒラヒラと見せている。
「綾さんもお気に入りみたいですよ?どうします?センセ」
「あ?さっき話しただろ?変更はしない」
「ちぇっ!こっちの方がインパクトがあると思うんだけどなぁ。綾さんからも言ってくださいよ」
「えっ?私?だって、私本の中身も知らないのにそんな勝手な事言えないよ」
ブンブンと頭を振る。
「それもそうですよねぇ」と肩をがっくり落としながらデザイン画を封筒に仕舞いこむ。
その中でもひときわ目に留まったのが、群青色のカバー。
水をイメージしたような曲線が印象的なデザイン。
「これ、素敵ですね」
「あ、やっぱりそう思います?」
私は原稿を読んでいないから、本のイメージに合うかどうかなんて分からない。
だけど、デザインで見たらこの画が一番印象的に映る。
竜くんが、私の見ていたカバーを手に取り友田にヒラヒラと見せている。
「綾さんもお気に入りみたいですよ?どうします?センセ」
「あ?さっき話しただろ?変更はしない」
「ちぇっ!こっちの方がインパクトがあると思うんだけどなぁ。綾さんからも言ってくださいよ」
「えっ?私?だって、私本の中身も知らないのにそんな勝手な事言えないよ」
ブンブンと頭を振る。
「それもそうですよねぇ」と肩をがっくり落としながらデザイン画を封筒に仕舞いこむ。

