恋愛のやり直し方

「綾さん、頭上げてください。俺全然気にしてないですから。それより何飲みます?」



「………竜くん、ありがとう。じゃあ、そのミネラルウォーター貰おうかな?」



「リョーカイです!」





ポンっと竜くんから放られたボトルを受け取り、傍のソファーに腰掛ける。
ギュッと蓋を捻り口にふくむと、冷たい水がツーッと身体に入ってくる。



それとシンクロするように頭を冷静になっていく。






「綾さん、そういえばいいものあるんです。コレ……」



竜くんに手渡されたのは大きめの紙封筒。






「開けていいの?」



「もちろんですよ」




ヒモのかかった封筒を開けると




「コレ……」




中から出てきたのは本のカバーデザイン。