恋愛のやり直し方

「分かりました。ちょうど湧いてますから入ってください」



「おーサンキュ。そうだ、竜にコーヒーでも淹れてやって」



「分かりました。先生、人の心配はいいですから、お風呂で寝ないでくださいよ?」



「はいはい」




ポンポンと自分の肩を叩きながらバスルームへと消えて行く友田の背中を見送って、冷蔵庫を開ける。





久しぶりに摂るまともな食事だ。
胃に負担がかかってもいけないし……


でも、ちゃんとした食事にしたい。





「どうしよう……」



グルグルと頭の中に献立を浮かべては消し浮かべては消し……




「とりあえず思い浮かんだものから作りますか…」



腕まくりをして取りかかった。



「っと、その前に竜くんにお茶」


竜くんが最近ハマってる朝一番の『ほうじ茶』を淹れて書斎へ持っていった。