恋愛のやり直し方

「はっ?」



友田がすごく不機嫌な声を出した。
きっとせっかく助け舟を出してやったのにって思ったのだろう。



「私、バツイチなんです。だから、真理子の言ってる売春は、元夫に未だに生活費の面倒を見てもらってるってことで……」




「なぁんだ。そういうこと。だったら問題ないでしょ。ね?センセー」



「あ?だから、俺はなにも問題にしてないって」







友田の不機嫌はまったく治まっていないようだった。






「え?でも、それって慰謝料ですよね?だったら売春なんて言い方しなくてもいいのに坂下さん……」



竜君、頭の回転がいいのはいいんだけど……





「だから、前と変わらない生活を提供してるの。勝手に浮気して出て行ったくせに、都合のいい時に綾のところに来て夫婦ごっこしてるの!心も身体もね」






真理子が汚いものでも見たかのように毒づく。




ああ、もうお終いだ……
せっかく手にした職も失ってしまう。



ガクンと項垂れるしかなかった