恋をした。










このことを報告に彼のもとに行った。


でも、彼は体調を崩していて会えなかった。


会いたかった…会っておけばよかった…


左手の絵はまだ消えていない。


そして、移植の日。


「お母さん。行ってくるね。」


「えぇ。いってらっしゃい。待ってるわ」


手術室へ向かった。


「ルリ!」


その途中で彼の声がした。


彼はあたしのベッドまできて、



「頑張ってこい。待ってるからな」



と言った