「視えるんです」



……そんなこんなで。

先生とギャーギャーやり合いながらも、先輩の制止でなんとか場は静かになり。


外が暗くなってきたため、私と翔先輩は一緒に帰ることにした。

……その時、先生がまたニヤニヤ笑ってたから、今度は蹴りをお見舞いしたけどね。




『俺は病人だぞ』と説得力の無い言葉を後ろに聞きながら、音楽室をあとにした。