「雨宮さん……」
雨宮さんに非があるなんて、そんなことはない。
だって雨宮さんは私にフィルターをかけて守ろうとしてくれたし、さっきだって、必死に手を伸ばして救おうとしてくれた。
……フィルターを外してしまったのは私自身で、こうなってしまったのも、私のせいなんだ。
「……雨宮さんは、悪くありません」
「……そう言ってくれると救われる。 が、この先どうするかが問題だな……。
起きてしまったことを、どう解決するか……。
先生の力ならば、ヤツを消すこと自体は大丈夫だろうが……今は、ヤツがどこに居るかを探さなくちゃいけない」
「……はい」
そう……今はまだ、鏡の女の行方がわからない。
行方が掴めなくちゃ、先には進めない。
こうしてる間にも、翔先輩は……。



