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「おーい、南沢ぁ」
ちょっと来い。と手招きする半沢先生。
はいはいまたですか。という私の反応と
またまた行ってらっしゃい。と笑顔で送り出す友達。
……私はまた、昼休みの貴重な時間を半沢先生に奪われることとなった。
「なんの用ですか、半沢先生」
だいたいの想像はつく。
きっとまた、『本田とはどうだ?』だ。
その問いに対する答えはもう決めてある。 『別に何もありません』だ。
……正確には、何もなかったわけじゃないけど。
でもここ数日の私と先輩の様子として答えるのなら、『何もありません』がベスト。
それだけを言ってさっさと出よう。 そう思ったけれど……、



