君は明るくてうつ向いていた、あたしに声をかけてくれた。


「なぁ!!俺、久遠 星太!!“星”に太陽の“太”って書いて“しょうた”!!」


いきなりそう言われ君を見上げた。


名前の通り太陽に照らされながら笑う顔は眩しかった。


「お前は?」


と聞かれ、自分の名前があまり好きではない、あたしは渋々答えた。