翌日。
何故かルンルンって感じの効果音が似合ってそうな律と学校へ登校した。
私達は、半田舎半都会みたいな所に住んでいて、
これまた設備が半分古くて半分新しいような高校に通っている。
その高校にこの春から1年生として通っている私達。
昨日はあれから律が雪鬼を家に持って帰っちゃって、それからどうなってるかは知らない。
ま、律が嬉しそうってことは何かいいことがあったという事らしいけど。
教室に着くと、律の浮かれ気分は一層高まった。
「本当、どうしたの?律」
私が半ば呆れ気味に訊くと、
「それはお楽しみ~」
と、にこにこしながら返された。
調子狂ってしまうなと思っていると、担任(男)が教室に入ってきた。
「HR始めっぞ~」
怠そうに担任が言うから怠そうにみんなも席に着く。
だけど、そんな怠気も一気に吹き飛んだ先生の言葉があった。
「え~、今日は転校生が来ま~す」
その瞬間教室がザワめく。
律なんか興奮してるし。
なんとなくオチが掴めてきてる私は夢がないって言われるだろうか。
何故かルンルンって感じの効果音が似合ってそうな律と学校へ登校した。
私達は、半田舎半都会みたいな所に住んでいて、
これまた設備が半分古くて半分新しいような高校に通っている。
その高校にこの春から1年生として通っている私達。
昨日はあれから律が雪鬼を家に持って帰っちゃって、それからどうなってるかは知らない。
ま、律が嬉しそうってことは何かいいことがあったという事らしいけど。
教室に着くと、律の浮かれ気分は一層高まった。
「本当、どうしたの?律」
私が半ば呆れ気味に訊くと、
「それはお楽しみ~」
と、にこにこしながら返された。
調子狂ってしまうなと思っていると、担任(男)が教室に入ってきた。
「HR始めっぞ~」
怠そうに担任が言うから怠そうにみんなも席に着く。
だけど、そんな怠気も一気に吹き飛んだ先生の言葉があった。
「え~、今日は転校生が来ま~す」
その瞬間教室がザワめく。
律なんか興奮してるし。
なんとなくオチが掴めてきてる私は夢がないって言われるだろうか。
