ただ、恋をした




「水月華だよ、頼んだの」



あの、イジメの主犯



やっと、繋がった




この人は、泣いてた


意味がわからなかった



「ごめん、ごめん田崎」




この人は、悪い人じゃないかもしれない


許せないけれど



「俺、ほんとはお前とヤりたくなんかなかった……けど……詳しいことは言えないけど、俺も大切な人がいんだ、こいつも」


そう言って終始椅子に座っていた人を指さした



「早く行けば?守りたい奴がいんだろ?こんなことした後にいうの、あれだけど」


椅子の彼は言った



「はい…」




私は走った









五十嵐先輩に、秀君に伝えなくちゃいけない