エンドロール




それにしてもさすがの柊財閥。

招待客の中には芸能界の大御所や財界の著名人など名立たる面々が勢ぞろいしていてその光景は圧巻だ。


こんなものを目の当たりにしてしまったら、今の自分の生活がどれだけちっぽけなものなのか思い知らされ、惨めな気持ちになる。


友人のめでたいパーティーでそんなことを考えてしまう私は相当歪んでいるのだろう。


「要が今会場に着いたって。壇上で挨拶があるからあとで合流できると思うよ。」


今日の主役の柊さんに会うのはもうしばらく後になってからだから料理が先かとまた食べ物のことを思い浮かべていた。