「それが無理なら、それ相応のけじめつけてもらわんといかんな。」
「けじめ……?」
「安心し。嬢ちゃん、中々上玉やからすぐに借金なんて完済できるわ。」
一気に血の気が引いた。
「わ……私、関係ない。私が作った借金じゃない。」
嫌だ。これじゃ何のために、危険を冒してまで情報屋をしたのかわからない。
「確かに、嬢ちゃんが作った借金やないよ。けどな、借金作った張本人がおらんのや。そうなったら、娘のあんたしかおらんやろ。親のケツを子がふくのは当たり前やろ。」
短くなった煙草をその場に捨て、足で火を消した。
そして、武島さんの目付きが変わった。

